こんにちは、ひいらぎです。
つまみ細工の髪飾りで剣つまみの菊を作ったとき、どのくらい端を切ったらちょうどいいの?と悩みました。
上手く端切りして、きれいな花を咲かせる方法をお伝えします。
端切りがうまくできなくて悩んでいる方に役立つ内容です。ぜひ最後まで目を通してみてください。
つまみ細工の端切りとは
剣つまみの菊を作るときは、花びらの足を斜めにカットして「端切り」をします。
端切りしないと、花びらはすり鉢のような形をして内側を向いてしまいきれいに花が開きません。
端切りがきれいに揃わないと、花びらの高さが揃わずに花がきれいに見えないのです。
端切り難しい……
長さを定規で測って、印を付けて切るのは面倒くさいですよね。
布を正確にカットできているなら、この方法で上手くいきます。
布をまっすぐカットする方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
つまみ細工の端切りの方法
端切りの方法は、こちらです。
- 花びらの背からハサミを入れます。
- 花びらの先端に向けて斜めに切ります。
ハサミを入れる場所によって、花びらの高さが変わります。
下から3分の1を切ってみます。(下写真)
端切りする前は、およそ13mmなので
3分の1を端切りすると、およそ8〜9mmになります。
下から2分の1を切ってみます。(下写真)
端切りすると半分になるので、およそ6mmの高さになります。
左から順に、2分の1、3分の1、端切りなしの花びらです。(下写真)
端切りなしより、2分の1の方が花びらの角度はゆるやかに外側に向かって倒れるような形になります。
端切りした足の部分は、長くなっているのがわかります。
初心者がよくやりがちな失敗
斜めではなく、垂直に切っている。
花びらの先端を含めて切ってしまうと花びらのサイズが小さくなってしまいます。
先端に向けて斜めに切りましょう。
花びらがたくさんの花を作りたい
そんなときは、端切りするといいですよ。
端切りすることで、花びらが開く足の角度が小さくなり、たくさん花びらを並べることができます。
左が端切りなし、右が2分の1カットした花びらを8枚並べました。(下写真)
端切りなしと比べて、2分の1カットした花は隙間が多く土台が見えてしまっています。
左から順に端切りなし(8枚)、3分の1(12枚)、2分の1(16枚)の花びらを並べました。(下写真)
端切りするほど、花びらの枚数は多くなります。
そして、花の直径は大きくなります。
どれも3cm角の布から作りました。
花を横から見てみましょう。(下写真)
端切りなしと比べると、2分の1カットの方が平べったい花になります。
端切りの有無によって、花の角度だけでなく大きさや高さが変わるので、同じ大きさの布で作っても印象が変わりますね。
端切りすると土台から多くはみ出てしまう
端切りした花びらの足部分は、切る前より長くなります。
花びらの足が土台から多くはみ出てしまう場合があるので、土台を作るときは花びらを作ってから作るといいですよ。
端切りするメリット
花びらの足部分がきれいに揃うので、ボンド製法なら接着剤をつけやすく、のり製法ならのり板に並べやすくなります。
余分な糸が出てこないので、見た目もきれいになります。
私の場合ですが、端切りする必要がない花でも、わずか0.5mmほど端切りして作っています。その方が、きれいに作れるような気がしています。
まとめ
端切りの方法についてお伝えしました。
初めは上手くできないですが、何度も練習することで上手く端切りできるようになります。
端切りが上手くできない!と諦めないでください。1回目きれいにできなくても、2回目は1回目より上手くできるようになっているはずです。
わたしも失敗を重ねながら上手く作れるようになりました。
端切りマスターして、きれいな花を咲かせましょう。
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