つまみ細工は洗えない?綺麗に保つ保管方法

つまみ細工を作るコツ

こんにちは、ひいらぎです。

たまたま見かけたこの質問。

つまみ細工を洗いたいんですが、どんな布で作ったら洗えますか?

Yahoo知恵袋にあった質問です。

つまみ細工を作っている方は、どんな布で作っても洗えないことは分かると思います。

ですが、つまみ細工を知らない人からしたら洗えないことは当たり前じゃないのかもしれない思いました。

この記事を読むと分かること
  • つまみ細工が洗えない理由
  • つまみ細工の取り扱いについて

つまみ細工が洗えない理由

つまみ細工は糊やボンドで接着して作っているので、水に濡れると接着が溶けて花びらが取れてしまいます

つまみ細工を知らない人からすると、布で出来てるから汚れたら洗濯して綺麗にしようと思うのかもしれませんね。

濡れて影響が出る布の種類

ちりめん布の場合、濡れるとシボ(縦糸と横糸のヨリ)が縮んでしまうので、布が縮んで小さくなります。

濡れたあと乾かしたとしても、ふんわりとした布の質感はなくなってしまい元の状態には戻りません。

絹や綿なら、雨で多少濡れたとしても陰干しで乾かしてあげれば、崩れることはないと思います。

作り方の違いによる濡れたときの影響

糊製法とボンド製法では、糊の方が強固に引っ付くので糊製法で作ったものの方が崩れにくいと思います。

糊もボンドも水性といって、水に溶ける性質があるので水濡れ厳禁です。

糊やボンドで引っ付ける以外に布で縫い止める方法なら、花が取れてしまうことはありません。しかし、素材は布なので水に濡れることによって多少影響はあると思います。

防水のつまみ細工はあるのか

防水のつまみ細工はありません。

どうしてもつまみ細工を防水にしたい!となったら、レジンで固める方法もあるでしょう。

レジンでコーティングすると、表面が固くツルツルになるので布の柔らかい質感はなくなってしまいます。

ちなみに、レジンを布にそのまま付けると染み込んでしまうので、布の色が濡れたような濃い色に変化してしまいます。

布本来の色でレジンコーティングしたいときは、保護剤を塗ってからレジンを塗るといいみたいです。

カプセルのようなものにつまみ細工を入れる方法なら濡れないと思いますが、アクセサリーにするならといった感じですね。

カプセル入りの髪飾りは、見たことないですね。

水濡れ以外に注意すること

つまみ細工に限らず、布製品は圧がかかった状態で保管すると跡がついてしまい取れません

畳んでしまっておいた服を出したらシワシワになるのと同じです。

なので、つまみ細工の髪飾りも外したあと、カバンの中に入れっぱなしにして荷物で押しつぶされると変形してしまいます。

つまみ細工を外したあとは、買った時に付いている箱に保管するのが一番だと思います。

わたしも作品発送するときには、保管可能な箱に入れて発送したいと思います。

お客さまにつまみ細工の取り扱いについて伝える

こうした注意点を知らずに、つまみ細工を気に入って購入してくださる方もいると思うので、購入時の注意点を書いたり、取り扱いについての説明書きを同封したりすることで、長く楽しんでもらえるのかなと思います。

最後に

つまみ細工を洗濯していけない理由は、水性接着剤を使っているからです。

つまみ細工は、水で濡れたり、圧がかかる状態で保管したりしないように注意する必要があります。

ハンドメイド作品の販売は、作品を作ってお客さまに届けるまでに、考えて工夫しないといけないことがたくさんあります。

作品の取り扱いの注意点も、その中のひとつです。

作る側にとっては当たり前でも、お客さまにとっては分からないこともあります。

つまみ細工に限らず、他の作品でも取り扱いについて分かりやすく伝える工夫が必要だと思いました。

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