前回の記事は、こちら。
いくつか作った髪飾りのうち、初級編とも言える丸つまみの髪飾りについて紹介しました。
この記事では、つまみ細工歴2か月の私がウェディングフォトのために作った、つまみ細工の髪飾りについて紹介しています。
実際のウェディングフォトの写真も載せています。
七五三や成人式、ウェディングの髪飾りを手作りしたいなという方の参考になれば嬉しいです。
記事が長くなるので、いくつか分けて記事にしています。
③記事目では、難易度が少し上がって半くす剣つまみと半くす丸つまみについて紹介します。
半くすとは、なんぞや?という人にもわかりやすく説明していきたいと思います。
半くすの髪飾り
半くすとは、発砲スチロール球を半分に切って半球にしたものに、布を貼り付けて作った土台のことを言います。
半くすにつまんだ花をのせていくと、ボリュームのある立体的な形の髪飾りを作ることができます。
上の写真は 、上から見たものです。
左が丸つまみを4段のせたもの、右が剣つまみを3段のせたものです。
横から見ると、上の写真のように立体的な形をしています。
花の数が多いので豪華に見えますね。
髪飾りに半くすのつまみ細工を取り入れると、より豪華な素敵な髪飾りになると思います。
半くすの作り方
半くすは、発砲スチロール球の土台になるので初めに作ります。
用意するものは、
- 発砲スチロール球 直径30mm
- 6cm角の布
- ワイヤー#24 15cmくらいの長さ
ワイヤーの#24は、太さのことです。
数字が小さくなるほど太くなります。
#24は、細めで曲げやすいので初心者の方でも扱いやすいと思います。
直径が3cm以上の大きい土台なら、#22の方がしっかりしているので安定感があります。
今回は直径3cmで作る方がよいのですが……
#22と#24の両方材料を準備するのは大変だったので、#24で作りました。
発砲スチロール球も、手芸用品店で売ってます。
買ってきたときは球の状態なので、カッターナイフで真っ二つに分けます。
半球にした発砲スチロールの、平らな部分に木工用ボンドを塗って、布を貼ります。
真ん中にワイヤーを刺して、ペンチで先を丸めます。
球の部分にも、木工用ボンドを塗って写真のように布を貼り付けます。
ボンドが半乾きの状態で、余分な布をハサミで切って、布が平らになるように整えます。
Uピンにワイヤーを沿わせる形で、木工用ボンドを少しつけてから刺繍糸をぐるぐる巻いて固定します。
これで半くすの土台の完成です。
半くす丸つまみ4段の作り方
土台ができたので、半くす丸つまみを作っていきます。
布は、2cm角が30枚、1.5cm角が8枚です。
上から1段目:8枚
2段目:8枚
3段目:11枚
4段目:11枚
下の写真では、下の段から始めましたが……
上の段から作ることをおすすめします。
上の段から作っていく方が、最終的な見栄えがよくなります。
布の枚数は決めずに、バランスを見て丸つまみをつけていきました。
先に丸つまみを沢山作っておいて、ボンドでつけながら何枚つけるのがバランスがいいか考えながら作りました。
花の数は少ないと思います。
もっと密度を寄せて作った方が、より豪華な感じになったかなと思います。
花芯のパールを、多用途ボンドでつけたら完成です!
半くす剣つまみ3段の作り方
続いて、半くす剣つまみにいきたいと思います。
布は、2cm角が45枚です。
上から1段目:9枚
2段目:18枚
3段目:18枚
剣つまみは、ちゃんと上から剣つまみをのせていきました。
1段目の剣つまみの間に、2段目の剣つまみを2つ入れ込むような感じで作っていきます。
3段目も同様に、2段目の剣つまみの間に剣つまみを1つ入れ込むような感じです。
1段目が綺麗な形で作れたら、バランスよく仕上がります。
花の枚数が多くて、つまむの大変でしたが密度がしっかりあるので豪華な感じになりました。
剣つまみの花芯は、ゴールドの花座にパールを多用途ボンドでつけました。
半くすつまみ細工の髪飾りは豪華
半くすの髪飾りは、立体的な形なので豪華な雰囲気になります。
しかしその分、花の枚数が多くて作るのに時間がかかったり、立体的なのでバランスよく作るのが難しかったです。
やっぱり丸つまみだけよりも、豪華な感じになるので、半くすのつまみ細工に挑戦してみてはいかがでしょうか。
これで、髪飾りが6個完成しました。
残りの菱つまみ3段と二重剣つまみは次の記事で紹介します。
いよいよ完成ですね…!
ウェディングフォトの写真も次の記事でお披露目したいと思います。
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