こんにちは、ひいらぎです。
つまみ細工の作り方を見ていると、花びらの足(または底)を閉じていたり、広げたままだったり……。
うーん、どっちが正解!?
と思うことがしばしばあります。
結論だけ言うと、花びらの足は開いて作った方がキレイに作れると思っています。
そう思う理由を解説していきますね。
花びらの足(または花びらの底)を閉じて作るお花
そもそも「花びらの足」なのか、「花びらの底」なのか。どっちなんでしょう?
どっちの言い方もあるのでややこしいですが、ここから先は「花びらの足」と書きますね。
まず、花びらの足を閉じて作ります。
作り方は、こちら。
- 丸つまみを作ったあと、花びらの足にボンドをつけます。
- ボンドをつけすぎると、花びらがふんわりしないので写真くらいの量をつけましょう。
- 指でボンドを生地になじませ、乾くのを待ちます。
花びらの足の布が、お互いひっついていればOKです。
ボンドはつけすぎないようにするのがコツです。
ボンドをつけすぎると、花びらの足の間に空間ができずに細長くぺちゃんこな花になってしまいます。
これで花びらができました。
丸つまみの花びらの足を閉じた花を作る
花びらの足を閉じて、丸つまみ5弁を作ります。
あらら、隙間が空いてしまいました。(上の画像)
これでは不恰好ですね。
もう少し、花びらの枚数を増やします。
丸つまみ8弁になりました。
丸つまみの足を閉じると、花びらの幅が狭くなるようです。
そのため、花びらの枚数が少ないと土台が見えてしまうんですね。
花びらの足を閉じて作るときは、花びらの枚数は8〜12枚が作りやすいです。
丸つまみの花びらの足を開いて作るお花
では、同じ丸つまみ8弁で花びらの足を開いて作るとどうなるでしょう。
左が花びらの足を開いた花、右が花びらの足を閉じた花です。(上の画像)
上から見ると、左は花びらのふちが丸くなっていますね。
右は花びらの真ん中がふっくらしています。
横から見てみます。(上の画像)
左は、花びら同士がひっついていて土台は見えません。
右は、花びら同士に隙間ができて、土台が少し見えていますね。
花びらの足を開くと、花びらが隙間なく並び、土台が見えないように作れるようです。
丸つまみ5弁を、花びらの足を開いて作ります。
左が足を開いて作った丸つまみ5弁、右が足を閉じて作った丸つまみ8弁です。(上の画像)
花びら4〜6枚なら、足を開いて作る方が綺麗に作れると思います。
花びら8枚〜は、見た目の好みもあると思います。
花びらの真ん中がふっくらして、花びらが少し離れている方が好みの方は、足を閉じて作る。
花びらのふちが丸く、花びら同士がひっついている花が好みの方は、足を開いて作る。
なので、つまみ細工の本によっても作り方が違うのだろうなと思います。
足を開いた方がいいか、閉じた方がいいかは、花の仕上がりの好みとも言えますね。
花びらの足を開いた方が、花びらのふちが丸くキレイに作れる
土台が見えない方がキレイだと思うので、わたしは足を開いて作ることがほとんどです。
ただし、作る花によって足を閉じて作る場合もあります。
足を閉じて作る丸つまみのお花
例えば、金木犀のお花。
花びらの枚数が4弁と少ないですが、花の形を表現するため花びらの足を閉じて作りました。
足を閉じてないから駄目とか、足を開いてないから作り方が違うということはないのです。
まとめ
つまみ細工は、正解がないのが難しいとも思います。
だって、どこにもこうしたら上手く作れるとは書いてないんだもの。
つまみ細工の本を見て作っても、同じようには作れないし……誰か教えてー!
でも近くにつまみ細工教室すらない、zoomでオンライン講座?よくわかんない。
そうして、つまみ細工を始めたのに諦めてしまう方も多い気がします。
娘さんやお孫さんの髪飾りを作りたいという方もいます。とっても素敵なことです、ぜひ作ってほしいと思います。
そうした方に、少しでも上手く作る方法をお伝えできたらなと思い、こつこつブログを書いています。
質問がありましたら、お気軽にコメントやお問い合わせからメールください。
一緒に悩みを解決していきたいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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花が潰れないように、花びらのふちを丸くするコツはこちら。
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