こんにちは、ひいらぎです。
私は働きながらハンドメイド活動をしています。
ハンドメイド作家として独立したいと思っていますが、中々成果が出ません……。
売れない日々が続いたとき、「売る」ことばかり考えてお客様の顔が見えなくなってしまいました。
そんな私の経験から、お客さまの顔を想像しながら、作品制作や宣伝活動をする大切さについてお伝えしたいと思います。
ハンドメイド作品が売れない
素敵な作品だから売れるはず!と意気込んでminneに出品しました。しかし、1か月経っても売れません。
こんなに素敵なのにどうして売れないの?
こういうハンドメイド作家さんたくさんいらっしゃると思います。
「クーポンありますよ!」と伝えても、作品の写真を載せて宣伝しても、いいねがつくだけで売上には中々繋がりません。
売れないことばかり考えてしまう日々
SNSにたくさん投稿して宣伝しても売れない日々が続くと、売れないことばかり考えてしまいます。今では、意味もなく行ってしまったなと反省しています。
安くすれば売れるんじゃないかとセール価格に値下げする
手に取りやすい価格じゃないから売れないんじゃないかと思い、原価程度の価格設定にしました。安い価格設定にしても、やっぱり売れません。
広告を出さないと売れないんじゃないかと広告費を払って赤字
たくさんの人に見てもらえてないから売れないんじゃないかと、Instagram広告を掲載しました。たしかにリーチは普段の2倍になり、たくさんの方に見てもらえました。でも、やっぱり売れません。
新作を出さないと見てもらえないんじゃないかと毎週新作を出した
欲しい商品がないから売れないんじゃないかと思い、睡眠時間を削って新作を制作しました。
新作です!とSNSで発信したら見てもらえるんじゃないかと、毎週新作を出しました。
しかし、ショップへのアクセス数は増えましたが、新作を含め売れることはありませんでした。
それでもやっぱり売れない
どうしたら売れるんだろうと「売る」ことを考えて色々試していきましたが、それでもやっぱり売れません。
「売る」ことを考えていくうちに、どんなお客さまが私の作品を求めているかわからなくなり、どんどんお客さまの顔が見えなくなっていきました。
そして、作っても売れなかったらどうしよう……と、作ることすら怖くなってしまいました。
売れないことで、どんどんハンドメイド活動が苦しくなっていきます。
これでは、ハンドメイド活動が続けられない。
私の作品を届けたい人はどんな人?
ハンドメイド活動を続けるために、もう一度ブランディングからやり直しました。
私の作りたいもの、作れるものがどんなものか考えてみました。
温かみのあるコットン布で作るお花
Twitterで私の作品を見てくださった方の言葉がヒントになりました。今までは染めやすさ・扱いやすさ・仕入れやすさからコットン布を選んでいましたが、コットン布だから出る温かく柔らかい雰囲気が好きと言ってくださった方がいらっしゃいました。
とても嬉しい言葉をいただいて、作品作りに生かしていこうと思いました。
優しい雰囲気が好きな人に身につけてほしい
お花の可愛らしさや布という素材から、柔らかく優しい雰囲気のあるアクセサリーを作ろうと思い、新作のイヤリングを制作しました。
色合いも、優しい雰囲気のペールトーンカラーを選んでいます。
布を染めているからできる彩り豊かさ
市販の布だけでなく、染色剤を使って生地を染めて作っているので、彩り豊かな作品が目を引いていいねをいただくことが多いです。
推しカラーや好きな色でカラーオーダーできることをプロフィールに書きました。
ハンドメイド作品は出品しただけでは売れない
今はハンドメイド作品も含め商品があふれている時代なので、自分で宣伝活動をしないと、たとえどんなにいい商品でも知ってもらうことすら難しいです。
しかし、お客さまに宣伝するときに、「クーポンがあります!」「作品作ってます!minne見てください!」だけでは買ってもらうことが難しいことを実感しました。
あるブランディングに関する本を読んだときに、頭のメモに留めた言葉があります。
生活者(お客さま)にとって主役は「自分のライフスタイル」であって、ブランド(ハンドメイド作品)は「脇役」にしか過ぎない。
ブランディングの教科書より
ハンドメイド作品にも同じことが言えます。
生活やファッションの中に取り入れたいと思ってもらえるような言葉選びや、作品の魅力の伝え方を工夫していこうと思っています。
補足
価格設定について
セール価格にすることは、自分の作品を安売りすることになるのでおすすめ出来ません。
価格設定は難しいかもしれませんが、人件費も含めてきちんと計算します。注文が入って制作するときに、辛くならない価格にするべきだと思っています。
広告出稿について
広告出稿は宣伝手段のひとつなので、広告を出すのが駄目というわけではなく、目的をもって広告出稿する必要があります。
きちんとブランディングして商品ページを整えて在庫を確保した上で行った方が効果的です。
新作販売について
新作は無理のない範囲で制作して出品するのは、問題ないと思います。
ただし睡眠時間を削るのは、命を削るのと同じことです。
心も疲れてしまい、さらに売れないことでハンドメイド活動が辛くなる悪循環になりかねないので、最低6時間は寝てください。
まとめ
私もまだまだ駆け出しのハンドメイド作家です。
私と同じように、どうしたら売れるのかと悩み苦しんでいる作家さんがたくさんいると思い、この記事を書きました。
この記事にたどり着いたあなたも、きっと素敵な作品を作られているはず。
売れなくても、自信を持ってください。
あなたの言葉で作品の魅力を伝え続ければ、欲しいと言ってくれるお客さまに届くはずです。
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